経営陣インタビュー

PRODUCING OFFICER // 取締役 岡島将人

岐阜県出身 28歳

大学時代に出会ったインターネットが人生を変えた

Q.これまでの職歴などを教えて下さい。

大学在学中に、フリーCGクリエータとして、ある大手ゼネコンに頼まれて、建築図面のデザイン化や、3DCGパース制作などをしていたのが、はじめての仕事ですね。
ちょうどその頃、インターネットが世の中に登場したんです。僕にとってインターネットとの出会いって衝撃的だったんです。根拠はないのですが、「自分にはこれしかない」と思って(笑)。(インターネットは)確実に世界を変えるなと感じました。デザインだけでなく、技術的なことが当時から大好きだったので(というか、昔は技術を知らないと何も出来なかった…)、ウェブ制作だけでなく、プログラム開発やネットワーク構築、サーバ構築などを行なっていました。
そんなことを考えていたら、CGクリエータとして仕事をしているときにたまたま知り合ったITコンサル会社から誘われてインターネットの最先端技術に携われることになったんです。その会社で総務省やWIDEプロジェクトと連携し、「日本をブロードバンドにしよう!」と様々なコンテンツを制作して、配信していました。いろいろインターネットの研究や実験やりましたよ。大規模なインターネットライブを行なったり、愛知万博のパビリオンのネットインフラを構築したり、インターネットに関することをいろいろやりましたね。
その頃、知人に「面白いヤツがいるから会わせたい」と言われて会ったのが(社長の)浜田でした。その時は自分がカフェグルーヴの中で何ができるかというのがまだ未知数でしたが、04年の暮れに誘われたんです。ちょうど自分の中でも、新しい挑戦をしたいと思っていたところでした。



個々の幸せをどう創っていくのかを希求したい

Q.現在の社内でのポジション、業務内容を教えて下さい。

入社時は、まず数多くのプロマネ業務と制作チームの組織作りがメインでした。喜びと苦悩の繰り返しでしたね。(良い意味で)寝られない日々が続きました。
05年より取締役に就任したのですが、現在は、会社全体を考えるマネージメント部分とProduce Div.を統括するプレイヤー部分を両立させています。本来は役員業務に注力すべきなのですが、まだまだ成長途中の会社なので。(というか、現場が好きなんですけどね。笑)
ただ、プレイヤー100%の頃と今の自分を比べると全然思考回路が切り替わりました。現在では、私の直轄プロジェクトだけでなく、会社全体(組織全体)を俯瞰的に考えるようになりました。また私が経験してきたことをスタッフにも経験してもらいたくて、現場主導の組織に変えていっています。それがスタッフの成長にも私自身の成長にもつながると思っています。
経営業務としては、(社長の)浜田を中心とし、(もう一人の役員の)大川&岡島でバランスをとりながら、会社経営を行なっています。大川のインタビューにも載っていますが、三人のトライアングルが絶妙に絡み合うと相当スゴイですよ!まさにCGMという感じで!! (※カフェグルーヴというメディアが成長していっているようです。)
具体的な私の職務は、カフェグルーヴの制作と技術を支えることになります。映画作品のプロモーションや制作&開発、自社メディアの制作・開発など、インターネット側からのアプローチがメインですね。

Q.経営上の信念についてお聞かせ下さい。

カフェグルーヴの傘にいる人すべてに、幸せになってもらいたいんです。組織として幸せになるだけでなく、個々の幸せをどう創っていくのかを希求したいというのが理念ですね。
特に最近、2、3年で転職してしまう人が多いじゃないですか。「3年経って経験積んで、スキルアップのために転職。」といったような。でもそうじゃないと思うんです。私自身、転職でのカフェグルーヴへのジョインなのですが、うちの会社は違うと思います。ここで成長できなかったら、他に行っても成長できないと思うんです。だから面接の時は、「うちをステップにしてスキルアップしたいと思うなら、絶対やめてほしい。うちの中でスキルアップして欲しい。」と必ず言うんです。
あとシンプルに、社員が辞めていく時って、やっぱり寂しいんですよ。これだけの人間がいる中で人と人が出会うのって奇跡だと思うから、それを悪いものにしたくないと思っています。

Q.『エンターテインメント+IT』とは?

エンターテインメント業界におけるITは、まだまだ伸びると考えています。私自身、インターネット育ちでトライ&エラーが身体に染み付いているせいか、まだまだ導入したい企画や技術が多くあります。映画のウェブプロモーションやエンタメ系のウェブメディアにおいても、インターネットによる広がりはまだまだ未知の可能性を秘めているので、一つずつ導入していっています。当社独自のメディア開発エンジン(通称:MMS)やネットバイラルを中心としたPR手法などインターネットならではの取り組みを行なっています。決してウェブ以外のメディアを否定しません。否定どころか、それぞれの特性を生かした形でうまく連動したいですね。1+1が2ではない世界なので、それら全てが新しいビジネス展開につながっていくと信じています。

「10求められたら12にして返す」ことが信念

Q.仕事に対する信念のようなものはありますか。

私だけじゃなく、スタッフにも言い続けているのは、「10求められたら12にして返す」ということですね。金銭とか仕事量とかではなく、気持ちの上で、ですけれど。
たとえば、カフェグルーヴで行なっているメディア事業に関しても映画事業に関しても同じです。企画や制作・編集を行なう上で、自分自身が「このぐらいでいいか。」と思ったら良いものは絶対できないんです。「これでいいのか?」と自問自答し続けることが、今後のカフェグルーヴを作っていくと思うのです。

Q.入社希望の方にメッセージをお願いします。

今、所属している会社でやりたいことが実現できていないなら、ぜひ来てほしいと思います。ただ僕らは分かりやすく道筋も作らないし「これとこれをやって下さい」とも言いませんので、能動的に自分から動ける人に来てもらいたい。でも、カフェグルーヴはあくまでも会社であって、フリーの集まりではありません。隣の人がいっぱいいっぱいになってたら助ける。そして教えあう。そうやってお互いを高める感覚を大事にできる人が嬉しいですね。


(2006年11月/カフェグルーヴオフィスにて)