経営陣インタビュー

EXTERNAL DIRECTOR // 社外取締役 仮屋薗聡一

(株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ)

数多くのベンチャー企業の社外取締役を歴任し、2006年8月よりカフェグルーヴの社外取締役に就任

Q.まずご自身のこれまでの経歴を教えて下さい。

大学を卒業後、三和総合研究所に入社してコンサルティングをやっていました。その後アメリカに1年留学しMBA取得後、1996年にグロービスのベンチャーキャピタル事業の設立に参画しました。以来10年を経て現在グロービス・キャピタル・パートナーズのパートナーとして、約400億円のファンドを運用し、私自身はメディア、サービス、エンタープライズアプリケーション関連の企業の投資および育成を担当しています。

私共の会社は、成長初期の期待されるベンチャー企業に、投資および積極的な経営支援を行い会社の成長に資するというのが最大の特徴ですね。私自身現在、ネットエイジ・グループ、GDH、フィスコ等、インターネットやメディア・コンテンツ関連の上場企業の取締役も兼ねています。これらの企業は、投資した段階では、まだ売上や利益も非常に小さく、私は経営陣の一員として、その成長をサポートしてきました。カフェグルーヴにも、今後の成長可能性を信じて、今年8月に投資をして、現在は社外取締役に就任しています。



「大事なのは、会社を支えてくれる全てのステークホルダーに対して最高の会社になること」

Q.仮屋薗さんの思うカフェグルーヴの魅力はどういったところでしょう。

私は会社を見る時に、いつも2つの視点から見るんです。1つ目は、会社の市場と競争優先順位のポジション、2つ目は経営陣を含めたチームの力なんですね。

1つ目のお話からすると、ナショナルクライアントやブランド企業の広告予算やメディアがデジタルにシフトしてきている一方で、雑誌だとターゲットメディアは乱立状態ですが、webで考えた場合まだあまりなかった。そんな時出会ったのがカフェグルーヴでした。カフェグルーヴは映画業界でWeb制作をやっていきながら、映画業界のITソリューションに対してサービスを行っていたんですが、その中で映画という非常にリッチなコンテンツを、Webの中でうまく見せることに際し、非常に高いレベルの技術力・編集力を持っていたんです。この力を今後メディア展開の中でぜひ、活かしたいなと。ここなら、要求レベルの高いクライアントが長く広くついてきてくれるようなデジタルメディアを作っていけると思ったんですね。

2つ目の経営陣ですが、全員まだ若く、エネルギッシュです。ただ社長の浜田さんは20歳過ぎの頃からいろんな活動をしてきている人で、経営経験が長い。その中で紆余曲折あって、自分自身多くの壁にぶつかっているんでしょうが、その経験や学んできたものを蓄積する力が非常にある。長い視野で見た時のビジョンがとてもしっかりしている人なので、いいなと思ったんです。また、経営チームとしての取締役陣も、相互補完的な能力を持った面々で非常に充実していると思いますよ。

Q.経営陣と合宿をやられたとも聞いておりますが。

浜田さんとは2年前ほど前にお会いして、その頃から定期的に何かと相談はしていたんですが…ちょうど去年の夏かな。一度、私の方で経営チームの合宿のお膳立てをしたんです。たまには会社から離れて頭の中を真っ白にして、どういう方向に歩いていったらいいのか話し合ったらいいじゃないかと。経営に携わっていると、どうしても短期的なことで頭が一杯になってしまうので、中長期の話を、普段と違うシチュエーションで行うのは、非常に効果的なんですよ。泊まった場所が江ノ島で、海がすぐ近くというロケーションも良かったので、みんなリラックスできたようですね。もう、朝から晩までずっとディスカッションでしたね(笑)。

Q.今後のカフェグルーヴに期待することは?

ちょうど今、経営陣が一体化して最高の会社になるためのプロジェクトの真っ最中です。最高の会社っていうのは、もちろん売り上げ利益が高いってことも条件の一つですが、それはあくまで一つのポイント。大事なのは、会社を支えてくれるステークホルダーに対して最高の会社になること。単純に売り上げを伸ばすという意味で成長していく会社ではなくて、長く続く、そして関わった人すべてが自己成長を遂げられるような会社になってもらいたい。これまでいろいろな会社に関わってきましたが、働いているスタッフ自身成長できない会社は、内側から崩れていくんですよね。基本的に、社員がいいモチベーションじゃないと続かないと思っているので。その点、カフェグルーヴは会社自体がいいビジョンと経営理念を持っているのと、社員も若いだけでなくマインドの良い人間が揃っています。ビジネスモデルとしても新しいので、チャレンジのしがいがありますよ。

純粋で熱い想いを持っている人がこの会社を大きくする

Q.入社希望の方へメッセージをお願いします。

映画業界やITメディア業界に、純粋に熱い想いを持った人には、よりチャレンジングで働きやすい場を提供しようと思っています。自分の興味のあるものと仕事が同じ軸で打ち込める、貴重な場所だと思いますよ。かつ、ベンチャー企業で思いっきり自分のこれまでのスキルを活かしてみたいというエンジニアの方も、ドシドシ来てほしいなと。そういう方たちの活躍で、この会社はより大きくなることができると私は思っています。


(2006年11月/カフェグルーヴオフィスにて)